【7545】西松屋-1
沿革・概要
姫路の呉服屋が発祥。会社を大きくしたのは今の大村取締役社長。当社のビジネスモデルは「ガラガラ戦略」と言われている。運営は本部垂直統括形態、店舗レイアウトや店舗業務内容も画一的、新人バイトが入ってもマニュアルを見ればすぐ業務ができる仕組。
業績
出店増やPBブランドの「スマートエンジェル」等に10年前から注力し売上高は増収傾向も、近年は衣類販売で仕入在庫管理がうまくいっておらず?粗利は悪化傾向。
コロナ禍での月次業績は好感できる内容。客減も単価上昇しているのは顧客の買い溜め志向からか。
感想
①バリュエーション
PER20倍台は優待クッションの影響か、割安感はないが、業績回復が折り込まれていない感はある。
②業績回復
仕入在庫管理が重要。近年、粗利が悪化しているが、ここの見直しが進めば業績回復は比較的容易と見えるが数年改善されていない。
また詳開示はないものの、PBは海外に広がりを見せる。業績への寄与度は不明。
業績予想は毎期強めに出しているが努力値の意味合いが強いためか、業績回復は市場から信用されていない雰囲気にある。
業績は2Q、4Qに悪化する傾向にある。